「…ロクショウ、例のメダロットはどうなった?」
「撃破はしたが…妙だ」
「妙?」
「…機体からは紅く濁った粘液が流れ出している。その液体のせいかは分からないが、機体は一部が溶解し、メダルはもはや紛失されている」
「サンプルの輸送については手配済みだ」
「そうか…おそらく解析には時間を要するだろうが、任務は続行しろ」
「他にどんな影響を及ぼすか知れたものじゃない…こちらも最短を尽くすつもりだ」
「了解。…なるべく、急いでくれ」
「ロクショウ、とりあえずお疲れ様」
「ふん。一息などついてはいられない。この調子だと、事態は想像以上に深刻になることは間違いないからな」
「でもあれは結局何だったんだろう…機体も新型だったし」
「…あくまで推測だが…あの機体は普通のものではない」
「へ?なんで?」
「…戦ってみて、そう感じたんだ。アイツは、普通のメダロットとは何かが根本的に違っていた」
「とすると、あのフユーンストーンらしき、赤の宝玉の影響か?」
「そうだろうな。欠片のエネルギー源の数も考慮すれば、あの化物が他にもいることも間違いないだろう」
「だから一刻も早く急がなければ…早くしないと…早くしないと駄目なんだ!!」
「?ろ、ロクショウ?」
「(ロクショウがこんなに熱くなるのって、珍しいな…?)」
【 知っておくと得な操作方法 】
カーソルキー
→:右に歩く
←:左に歩く
→→(連打後押し続ける):右に走る
←←:左に走る
↓:前方にソードを繰り出す
スペースキー:ジャンプ
T:タイトル画面に戻る
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