「…」
「ロクショウ、大丈夫？」
「んー、いくらあの装置で体内のZEXを放出できるといっても、ゼクシードメダロットと触れ合うことでの汚染度の上がり具合はそれを簡単に凌ぐみたいね」「しかし、やるしかない。放っておいても侵食されるなら、それまでに多くのメダロットを救わなければいけない。それに…」
「それに？」「ゼクシードメダロット、彼らが受けている苦しみ…あまりにも、残酷なものだ。彼らの悲鳴が私の胸に響いてくるんだ」「（自分もそうなるかもしれないってのに、まだ頑張るのかい？）」
「さて、ようやく有毒液地帯を抜けられそうだね」
「ここの足場は壊れやすいようだな。下手に壊しすぎるのもよくないな」
